元INAC神戸の女子韓国代表イ・ミナ、東京五輪への思い語る「私ももう年。今回がラストチャンス」

「私ももう年だ。だから是が非でもオリンピックに行きたい」

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かつて2018~2019年になでしこリーグのINAC神戸レオネッサに在籍した女子サッカー韓国代表の“看板スター”ことMFイ・ミナ(29、仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)が、中国との東京五輪アジア最終予選プレーオフを前に気丈に語った。

イ・ミナは4月6日、韓国サッカー協会(KFA)を通じて「1週目はコンディションを引き上げるために高強度のトレーニングを行った。2週目は高強度のトレーニングを行うとともにカウンターなどの(戦術)練習に邁進し、現在はセットプレーを整えている」とし、「準備したものをすべて見せたい」と力強く述べた。

(写真提供=韓国サッカー協会)イ・ミナ

「今回が最後のチャンス」

コリン・ベル監督率いる女子サッカー韓国代表は、来る4月8日に高陽(コヤン)総合運動場で中国との東京五輪アジア最終予選プレーオフ第1戦を行う。第2戦は同月13日、中国の蘇州(スージョウ)オリンピックスポーツセンターで行われる予定だ。

プレーオフは当初、昨年3月に実施予定だったが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行で2度も延期され、今回行われることになった。

イ・ミナは「ずっと(試合が)キャンセルされたことで選手たちは大きく失望していたが、やっと本当にチャンスが訪れたようだ」とし、「監督はいつも自分が間違っていても“自信をもってやれ”と言ってくださり、意志と切実さを強調している」と語った。

また、「守備におけるプレスの練習をたくさん行った」とし、「スピードそのものがさらに良くなった」と満足感を示した。

1991年11月生まれのイ・ミナは、韓国の数え年では今年で31歳になる。ワールドカップなど数多くの国際大会を経験してきた彼女も、やはりオリンピックという舞台への思いは切実なようだ。

「オリンピックは今回が最後のチャンスになりそうだ」と話したイ・ミナは、「私ももう年だ。だからこそ、(今回の)オリンピックに出場しなければならない」と笑顔を見せた。

◇イ・ミナ プロフィール 

1991年11月8日生まれ。韓国・大邱広域市出身。身長157cm。大韓民国のプロサッカー選手で、大韓民国代表。ポジションはMF。2018~2019年には日本女子サッカーリーグのINAC神戸レオネッサでプレー。現在は韓国WKリーグの仁川現代製鉄レッドエンジェルズに所属している。

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