一時は“怪物”との異名で呼ばれ、最高の有望株として注目された元日本代表FW森本貴幸(32、スポルティーボ・ルケーニョ)が、パラグアイ現地で飲酒ひき逃げ事故を起こした。
『デイリースポーツ』など日本の複数メディアは3月17日、現地報道を引用し、森本がパラグアイの首都アスンシオンで車を運転中にバイクと衝突したことを報じた。
森本は事故直後、バイクの運転手を助けることなく、そのまま現場から逃走した。警察に逮捕された森本は当時、飲酒状態であることがわかったという。また、幸いにもバイクの運転手の命に別状はなかったと伝えられている。
森本は昨年10月にギリシャ3部のAEPコザニへ移籍したが、新型コロナウイルス感染症の影響でリーグ戦が行われなかったことを受け、今年1月末に退団。2月初めにスポルティーボ・ルケーニョへと加入したが、新天地で挑戦を始める前に事故を起こしてしまった。
警察に逮捕された森本は現在、保釈金を払って釈放された状態だという。ただ、所属チームからの重懲戒はもちろん、契約解除も避けられないと伝えられている。
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