元FC東京のMFナ・サンホ(24、FCソウル)が、Kリーグ1(1部)第2節のMVPに選ばれた。
韓国プロサッカー連盟は3月9日、Kリーグ1・2部の第2節MVPとベストイレブンを発表。Kリーグ1第2節のMVPにナ・サンホを選出した。
今シーズンからFCソウルでプレーするナ・サンホは、水原(スウォン)FCとの第2節に左サイドハーフとして先発出場。後半6分にMFキ・ソンヨン(32)の縦パスからDFラインの裏に抜け出し、最後は胸トラップから冷静に右足で流し込んだ。
また、同34分にはサイドからドリブルでペナルティエリア外中央に切れ込み、右足で巻いたシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。ナ・サンホの活躍でFCソウルは3-0の完勝に成功。ナ・サンホは城南(ソンナム)FCに在籍していた2020シーズン第15節以来にMVPを受賞した。
ベストイレブンにはナ・サンホやキ・ソンヨンのほか、元サガン鳥栖MFキム・ミヌ(31、水原三星ブルーウィングス)や元清水エスパルスMFイ・キジェ(29、水原三星)らが名を連ねた。
特にキム・ミヌは城南FCとの第2節、DFキム・テファン(20)からのクロスを左足ボレーで豪快に叩きこんだ。これが決勝点となり、水原三星は2013シーズン以来8年ぶりに開幕2連勝を達成した。
Kリーグ2(2部)第2節のMVPには、ソウルイーランドFCのアルゼンチン人FWニコラス・ベネガス(25)が選出。ベネガスは金泉尚武(キムチョン・サンム)との第2節で後半に2ゴールを挙げ、4-0の大勝に貢献していた。なお、ソウルイーランドは前節のチャン・ユンホ(24)に続き、2試合連続でMVPを輩出した。
なお、ベストイレブンには元ガイナーレ鳥取MFキム・ソンミン(29、ソウルイーランド)や元セレッソ大阪GKアン・ジュンス(23、釜山アイパーク)ら元Jリーガーも含まれていた。
以下、Kリーグ1及びKリーグ2のベストイレブン。
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―Kリーグ1
FW ナ・サンホ(FCソウル)、キム・ミヌ(水原三星)
MF イ・キジェ(水原三星)、キ・ソンヨン(FCソウル)、ムン・ジファン(仁川)、キム・テファン(水原三星)
DF カン・サンウ(浦項)、ハ・チャンレ(浦項)、オ・バンソク(仁川)、アン・ヒョンボム(済州)
GK チョ・ヒョヌ(蔚山現代)
―Kリーグ2
FW パク・ジョンイン(釜山)、ニコラス・ベネガス(ソウルイーランド)
MF ドマゴイ・ドロジェク(釜山)、チャン・ユンホ(ソウルイーランド)、キム・ソンミン(ソウルイーランド)、カニョート(安山)
DF オレグ・ゾテエフ(全南)、イ・インジェ(ソウルイーランド)、ヴァレンティノス・シエリス(釜山)、ファン・テヒョン(ソウルイーランド)
GK アン・ジュンス(釜山)
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