【韓国の視点】チャ・ジュンファン、四大陸選手権で6位。宇野昌磨が逆転優勝

韓国男子フィギュアの看板スター、チャ・ジュンファンが国際スケート連盟(ISU)フィギュア四大陸選手権大会で6位になった。

チャ・ジュンファンは2月10日に行われたフィギュア四大陸選手権の大会3日目の男子シングル・フリースケートで158.50点(技術点数73.56+芸術点数84.94点)を獲得し、2日前にショートプログラムで得た97.33点を合わせて計255.83点で6位となった。

四大陸選手権は、欧州を除くアジアとアメリカ、アフリカ、オセアニアの4大陸フィギュア選手が競争する舞台で、世界選手権に次ぐ権威を誇る。

韓国人選手のなかでは“フィギュア女王”キム・ヨナが、バンクーバー五輪テストイベントを兼ねて開かれた2009大会に出場し、金メダルを獲得した。

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チャ・ジュンファンが10年ぶりに表彰台に再び太極旗(テグッキ=韓国の国旗)を掲げるために立ち上がったが、今回はならず次回となった。

チャ・ジュンファン

チャ・ジュンファンはショートプログラムで、昨年9月秋のクラシックで立てた個人最高点90.56点をはるかに上回る演技を見せた。 順位もアメリカのヴィンセント・ジョウ(100.18点)に次ぐ2位であり、メダルへの期待感が高まった。

だが、フリースケートはやや残念だった。『ロミオとジュリエット』のOSTに合わせて演技を始めたチャ・ジュンファンは、最初のジャンプの着地から不安定だった。結局、フリースケートでは8位に止まり、総合的に6位になった。

平昌(ピョンチャン)五輪で韓国男子シングル歴代最高成績15位となったチャ・ジュンファンは、2018-19シーズンのGPシリーズで、出場した大会ではともに銅メダルを獲得した。昨年12月のGPファイナルでも3位に。GPシリーズとGPファイナルの両方で入賞するのは韓国人男子選手では初めてだった。

今大会の優勝は、平昌五輪・銀メダリストの日本の宇野昌磨(289.12点)が獲得した。宇野はショートプログラムで4位にとどまったが、フリーで圧倒的な演技を披露し、逆転優勝を果たした。

中国のボーヤン・ジン(273.51点)、アメリカのヴィンセント・ジョウ(272.22点)がそれぞれ銀メダルと銅メダルを獲得した。

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