コロナ感染者がいても強行のACL西地区を危険視するKリーグの不安

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新型コロナウイルスの感染拡大が続いていても強行されているAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)。9月15日からACL西アジア地区の残り試合が再開したが、「新型コロナ危機」が再び浮上している。

 Kリーグの今季ACL出場チームは、11月に予定されている東アジア地区の試合でも、似たような状況が発生するのではないかと心配している。

ACL西アジア地区のクラブは9月15日からカタールで残りの試合を始めた。だが、大会再開を控え、新型コロナ感染者が相次いで発生し、雰囲気は落ち着かない状況だ。 

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(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

まず9月10日、アル・ワフダ(UAE)はチーム内に新型コロナ感染者が多数発生し、試合場所のカタールへの移動が不発に終わった。結局、グループAのアル・ワフダの試合はすべて、アル・ワフダの没収敗となった。

決戦の地であるカタールに入国したチームの中からも新型コロナウイルス感染者が続々と確認されている。 

アル・ヒラル(サウジアラビア)とアル・ドゥハイル(カタール)では、計7人の選手とスタッフが陽性判定を受けた。 

しかし、AFCは新型コロナ感染者が発生したチームの試合を予定通り進めている。感染確定した者だけを除外して試合を強行しているのだ。

グループBのアル・ヒラルは9月15日、パフタコール(ウズベキスタン)とのグループリーグ第3戦を行ない、グループCのアル·ドゥハイルも9月15日午前0時(日本時間)キックオフするシャルジャ(UAE)とのグループリーグを予定通り行なう。

各チームの選手団は団体生活をしており、新型コロナ潜伏期が最大2週間である点を考慮すれば、感染確定者が発生したチームは高危険群にあると判断することができる。 

感染確定者だけが選手団から分離させたからといって、伝染の危険から完全に脱したわけではないのだ。今後の状況次第では選手団内部だけでなく、試合を行った相手チームにも新型コロナ拡散につながりかねない。

Kリーグなら即刻中止だが…

Kリーグは新型コロナの清浄地帯だ。今年5月のリーグ戦開幕を控え、1回目の全体検査で1人も感染確定者が発見されず、8月に行われた2回目の全体検査でも全員陰性だった。

 Kリーグはマニュアルに従った徹底した防疫を通じて、新型コロナの危機を賢明に乗り切っているという評価を受けている。 

しかし、全北現代、蔚山現代、水原三星、FCソウルといった今季ACLに出場しているKリーグ4チームは残りのACL日程を消化するため、今年11月には西アジア地区と同じく特定の国に集まって試合を行わなければならない。

Kリーグの各クラブも西アジア地区ACLと同様、コロナ感染確定者が発生したチームと試合する可能性も排除できないわけだ。

 Kリーグではチームに1人以上の新型コロナ感染確定判定者が出た場合、そのチームは少なくとも2週間は試合を行なうことができない。 

また、複数のチームまたは一つのチームに複数の感染確定者が発生すると、リーグ中断を議論することになる。

つまり、Kリーグのマニュアル通りなら、現時点でACLは中断となるべき状況だ。とあるKリーグ・クラブ関係者は、「ACLの場合、長期間延期を繰り返してようやく再開が決まったので、新型コロナという変数には敏感に反応していないようだ。Kリーグの立場としては、東アジア地区の大会で感染確定者が出ないことを願うだけだ」と漏らしている。

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