新型コロナの影響で孤独に苦しんだが、キム・グァンヒョン(セントルイス・カージナルス)の球威は変わらなかった。
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米メジャーリーグ(MLB)デビューを控えているキム・グァンヒョンがサマーキャンプの紅白戦で5イニング完封の好投を見せ、存在感をアピールした。
キム・グァンヒョンは7月17日(日本時間)に行われた紅白戦で先発登板し、5イニングを消化して被安打1、与四球2、奪三振5の無失点を記録した。69球を投げたなか、与四球と被安打を許した2回を除けば、これといった危機もなかった。
これによって去る3月のスプリングキャンプで行ったオープン戦4試合(計8イニング)に続き、無失点記録を13イニングにまで伸ばした。
キム・グァンヒョンはこれで5試合に登板し、16奪三振を記録。今回の紅白戦では、スライダーの効果を最大化するためにハイ・ファストボールを戦略的に駆使するなど、KBOリーグのベテランらしいピッチング能力が目立った。
紅白戦は30度をはるかに超える気温で、湿度まで高いなか行われ、キム・グァンヒョンのユニホームは汗でびっしょり濡れた。特にチームの事実上のベストラインナップともいえる相手打線に対して完璧に近いピッチングを見せたことで、現地メディアからは賛辞が送られた。
『セントルイス・ポスト・ディスパッチ』は、「マイク・マダックス投手コーチは“ダコタ・ハドソンとマイルズ・マイコラス、キム・グァンヒョンはみんな先発候補”と明らかにした」と伝え、キム・グァンヒョンを有力な選抜候補に分類した。
キム・グァンヒョンも現地メディアとのインタビューで、「先発で投げるのが最良のシナリオだ。だがチームの勝利に貢献することが重要だ。チームから救援を任せられれば、その役割をするための準備をする」と自信を表わした。
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