韓国女子ツアーが短い休息期間を終えて、早くも2019年シーズンの開幕戦に突入する。
来る12月7日から3日間、ベトナム・ホーチミン近郊のツインダボスゴルフクラブ（パー72）では、韓国女子ツアー2019年シーズン開幕戦、「ヒョソンチャンピオンシップ」（賞金総額約7000万円）が開催される。毎年繰り上げで行われる開幕戦は熱気にあふれ、韓国女子ツアーのトップランカーが総出動する。
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2018年賞金ランキング1位のイ・ジョンウンと2位ペ・ソンウは、来季からそれぞれアメリカや日本でプレーすることになり出場しないが、賞金ランキング30位以内の選手のほとんどが出場の意向を示した。今年で2回目となる同大会には計102人が出場し、54ホールのストロークプレーで優勝を決める。韓国女子ツアーは同大会後に約2カ月間のオフとなり、シーズン再開は来年3月となる。
2019年韓国女子ツアー開幕戦の最大の見所は、チェ・ヘジンがタイトルを防衛できるかどうかだ。
チェ・ヘジンは昨年の同大会最終日、5打差の4位からスタートしたが、4アンダーの猛追で逆転優勝を成し遂げた。その結果、ルーキーの開幕戦優勝という珍しい記録も生まれた。開幕戦を優勝で飾ったチェ・ヘジンは流れに乗り、2018年シーズンを2勝で終え、大賞と新人王、人気賞など3冠に輝いている。
新人が大賞まで受賞したのは2006年の申ジエ（30）以来、なんと12年ぶりのこと。チェ・ヘジンが昨年のように開幕戦を制して、2連覇を果たすかが注目を集める。
“ジヒョン軍団”の逆襲も見逃せないポイントだ。
2018年シーズン、3人合わせて4勝をあげたオ・ジヒョン、キム・ジヒョン、キム・ジヒョン2の“ジヒョン軍団”が開幕戦に出場する。特に個人タイトルこそ逃したが2勝をあげ、賞金ランキング3位としたオ・ジヒョンは注目選手だろう。他にもイ・ソヨン、キム・アリム、イ・ダヨン、イン・ジュヨンなど、長打力のある選手たちの対決も興味深い。
新人の対決も話題となるだろう。
シード戦を1位通過した“特急ルーキー”チョ・アヨンをはじめ、ドリームツアー（2部ツアー）の賞金女王イ・ガヨン、昨年韓国72ホール最少ストローク記録（259打）を成し遂げたパク・ヒョンギョン、アジア大会の銀メダリストのイム・ヒジョンなど、強力な新人王候補4人が開幕戦でデビューする。
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