韓国メディアが日本代表DF長友佑都(FC東京)を「日本の枠を超えた“アジアのレジェンド”」と称え、韓国開催のE-1選手権でのパフォーマンスに注目している。
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1986年9月生まれの長友は現在38歳。年齢的にはいつ引退しても不思議ではない域にあるが、未だに現役として、何より日本代表選手として活躍している。今回、韓国で開催されるE-1選手権にも日本代表の“ゲームキャプテン”として挑む。
日本サッカー界の“生きる伝説”だ。FC東京から2010年にイタリア・セリエA(当時)のチェゼーナへ移籍後、2011年からは名門インテルで8シーズンにわたり活躍し、欧州の舞台でトップクラスの実力を誇った。その後はトルコのガラタサライ、フランスのマルセイユを経て2021年に古巣FC東京へ復帰し、現在もJ1リーグで現役を続けている。
代表でも数々の輝かしい実績を残している。2010年南アフリカW杯に始まり、2014年ブラジルW杯、2018年ロシアW杯、2022年カタールW杯と4大会連続でW杯を経験した。40歳を目前にした今も日本代表に名を連ねており、国際Aマッチは通算142試合出場4ゴール。徹底した自己管理能力がなければ不可能な活躍だ。
このままいけば遠藤保仁(152試合)が持つ日本代表最多出場記録を塗り替えるだけでなく、5大会連続のW杯出場という偉業も成し遂げられるかもしれない。仮に実現すれば、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)やポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)など世界的スターの仲間入りも果たせる。
韓国国内でも“生きるレジェンド”と呼ばれるだけあって、7月6日に龍仁(ヨンイン)ミルスタジアムで行われたE-1選手権の記者会見でも、長友への関心はひときわ高かった。E-1選手権は国際Aマッチ期間外に開催されるため、各国の主力である欧州組が参加していないだけに、なおさら長友のようなビッグネームの存在に注目が集まった。
長友は会見で「優勝が唯一の目標だ。国内リーグの選手にも可能性があることを見せたい。自分がなぜここにいて、W杯でプレーできるのかを証明したい」と力強く語った。また、「これまでW杯に4回出場したが、次の大会(でのメンバー入り)が保証されているわけではない。今大会でベストを尽くし、自分の力を見せなければならない。毎日の努力こそが現役を長く続ける秘訣だ」と明かした。
日本はE-1選手権で8日に香港、12日に中国、15日に韓国の順で対戦する。試合はいずれも龍仁ミルスタジアムで行われ、キックオフは19時24分となる。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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