中国サッカー協会が、国内リーグの各クラブに経費削減のため、選手と監督の給与を最低30%返納するよう提案した。
【注目】人気アイドルIZ*ONEも“メッシVSロナウド論争”に参戦! 気になる答えは?
4月21日、中国共産党機関紙『人民日報』は、中国サッカー協会がスーパーリーグ(1部)及び下部リーグの各クラブに給与返納を提案し、返事を待っていると報じた。
中国サッカー協会は各クラブの意見を聞き入れた後、国際サッカー連盟(FIFA)などに報告するほか、低年俸の選手やクラブ一般職員は給与返納の対象とはならないと同メディアは伝えている。
中国サッカー協会は去る4月9日、公式ホームページを通じてプロサッカー選手の給与を一定の比率で一時削減する旨を発表していた。
2月22日に開幕するはずだった中国サッカー・スーパーリーグは、武漢で発生した新型コロナウイルス感染症が中国全域に拡散されたことを受け、無期限延期状態となっている。
4月中のリーグ開幕が期待されていたが、ベルギー代表MFマルアン・フェライニ(32・山東魯能)が中国リーグ所属選手で初めて新型コロナに感染されたことで白紙状態となっていた。
なお、フェライニは4月14日にクラブを通じて完治が報告されている。
中国サッカー・スーパーリーグは6月または7月の開幕を目標としている。各クラブはリーグ開幕が延期となる中、財政面で困難に直面している。
前へ
次へ