光州(クァンジュ)FCを率いるイ・ジョンヒョ監督が、ヴィッセル神戸相手に必勝を誓った。
イ・ジョンヒョ監督は3月4日、神戸市御崎公園球技場で行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)決勝トーナメント1回戦第1戦の前日会見に出席。
「これまで選手、クラブ、スタッフが本当にたくさん努力をしてここまで来たと思う。“関心の外”にいる光州FCと選手たちが厳しい逆境を乗り越えて1次目標は達成したが、簡単ではない旅程だった。ベスト8に進出し、選手たちにより良い経験をもたらしたい」と意気込みを語った。
昨年11月のリーグステージ第4節でも同会場で神戸と対戦し、0-2で敗れた光州。当時、指揮官は試合後会見で「10回対戦しても、10回負けてしまう気がする」と完敗を認めたが、今回は勝利へ並々ならぬ意志を燃やす。
「神戸と10回対戦しても10回負けてしまうと言ったが、それはリーグステージの話だ。選手の過ちではなく、監督の過ちとして出た結果だった。明日の試合に期待している。明日の試合を通じて、我々がKリーグでどのように試合をすべきか教訓を得られるだろう」
また、「攻撃はリーグステージでの経験をもとに、自分たちが得意なことを準備した。相手が“線の太いサッカー”をするので、それに合わせて準備した。必ず勝ちたい。勝たなければならないと思う。我々の選手たちの名前を知らせたい気持ちが大きい。非難は私が受け入れる。手段と方法を問わず、明日は必ず勝ちたい」と付け加えた。
イ・ジョンヒョ監督とともに記者会見に臨んだMFオ・フソン(25)も、「Kリーグを代表して決勝トーナメントに進んだだけに、責任感を持って試合に臨む。監督がおっしゃるように、神戸とのリーグステージでは敗れたが、2度やられるつもりはない。しっかり準備して戦う」とコメント。
「前回の神戸戦の記録を見ると、神戸はシュート20本を記録したのに対し、光州のシュート数は1~2本だった。今回は多くのシュートを打つ攻撃的なサッカーをしたい。今季の神戸をチェックしたところ、得点力でかなり低調にあるようだ。無失点も狙って、自分たちが得意なサッカーを見せたい」と伝えた。
神戸市御崎公園球技場で行われる神戸対光州の第1戦は3月5日19時キックオフ。第2戦は光州ホームの光州ワールドカップで12日19時キックオフ予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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