日本人選手が多数所属するシント=トロイデン相手に、韓国代表の若手ストライカーが複数得点の活躍を披露した。
シント=トロイデンは1月8日、ホームの大王わさびスタイエンスタジアムで行われたベルギーカップ準々決勝でヘンクに0-4で敗れた。
ヘンクは1トップで先発出場した韓国代表FWオ・ヒョンギュ(23)の2ゴールなどもあり、2020-2021シーズン以来4季ぶりの準決勝進出に成功した。
オ・ヒョンギュは前半30分、ベルギー人MFヤルネ・ステウカース(22)のアシストから先制点を挙げると、後半7分には自身2点目をマークした。
その後、オ・ヒョンギュは後半33分にナイジェリア人FWトル・アロコダレ(24)と交代したが、ヘンクは後半18分と36分に追加点を挙げ、4得点で大勝した。
今季開幕前にスコットランドのセルティックからヘンクへ移籍したオ・ヒョンギュは、リーグ戦ではまだ先発出場したことがない。ただ、現在までプレーしたリーグ戦18試合はすべて途中出場ながら、3ゴール1アシストを記録している。
一方、ベルギーカップでは今回のシント=トロイデン戦まで3試合すべてで先発出場。昨年10月31日のSKベフェレン戦でPKで先制ゴールを決め、シント=トロイデン戦では2得点と、着実にチームの勝ち上がりに貢献している。
なお、シント=トロイデン戦におけるオ・ヒョンギュの先制点は、ヘンクの2025年最初のゴールでもある。
シント=トロイデンは日本人オーナーを持つ欧州クラブで、チームには計6人の日本人選手が在籍している。
今回のベルギーカップ準々決勝でもDF小川諒也(28)、MF山本理仁(23)、MF伊藤涼太郎(26)が先発出場し、ベンチにはMF藤田譲瑠チマ(22)とGK小久保玲央ブライアン(23)もいたが、最も輝いたアジア人選手はヘンクのオ・ヒョンギュだった。
オ・ヒョンギュは2024-2025シーズン、公式戦21試合に出場して6ゴール1アシストを記録している。ヘンクの次戦は来る1月12日、ホームのセゲカ・アレーナで行われるリーグ戦第21節のルーヴェン戦だ。
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