パリ五輪で早田ひな(24)や平野美宇(24)らと対戦した韓国の卓球女子選手、シン・ユビンの“寄付活動”が止まらない。
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シン・ユビンのマネジメントを務めるマネジメント社GNSは10月18日、「天気が寒くなるなかで、助けが必要な周囲の隣人の方々に温かい心を伝えたく、新米を渡すことにした」とし、シン・ユビンが1億ウォン(日本円=約1093万円)分の「唐津(タンジン)ヘナル米」の新米を購入し、唐津市と水原(スウォン)市に寄付することを発表した。
今年9月に「唐津ヘナル米」の広告モデルに就任したシン・ユビンは、韓国で毎年米消費が減少している状況を認知し、「ヘナル米が広く知らされ、米消費が増えて韓国農業人の困難が少しでも解決されてほしい」と伝えた経緯がある。
今回の新米寄付は、農業人と生活環境の厳しい人々を少しでも助けたいと考えたシン・ユビンの意思によるものだ。
シン・ユビンは「唐津ヘナル米組合共同事業法人」と「唐津市農協米組合共同事業法人」を通じて、1億ウォン分の「唐津ヘナル米」を購入する意思を伝えた。
購入した「唐津ヘナル米」の新米は、今年の新米出荷時期に合わせて唐津市と水原市に寄託し、地域の経済的困難を抱える人々に伝達される予定だ。
シン・ユビンは寄付発表に際し、「肌寒い天気に、人々に小さくとも暖かい幸せが伝わることを願っている。美味しい新米で暖かい食事を召し上がってほしい」と伝えた。
シン・ユビンにとって、“善行”とは幸せな心を得られる原動力だ。
シン・ユビンは人生初の月給で保育園の子どもたちに600万ウォン(日本円=約64万円)相当の運動靴53足を寄付したのに続き、韓国の食品メーカーBinggrae(ビングレ)の人気商品「バナナ味牛乳」のモデルに就任した際には、広告モデル料のうち1億ウォン(日本円=約1096万円)を「小学生選手の海外合宿費費及び競技力向上支援金」として韓国小学校卓球連盟に寄付した。
ほかにも、韓国女性卓球連盟に後援金と卓球用品を寄付したほか、釜山(プサン)広域市卓球協会にユース卓球奨学金を渡したことがある。
それだけでなく、ワールドビジョンを通じて“生理の貧困”に置かれた若者女性のために衛生キットを支援し、済州島(チェジュド)内の片親及び多文化世帯の青少年のための寄付金を寄託し、自身の故郷である水原(スウォン)市に独居老人のための老人オーダーメード世話寄付金を寄託した。
また、亜洲(アジュ)大学病院と聖ヴィンセント病院を通じて児童・青少年患者にも医療費を後援するなど、着実な善行を続けている。
(記事提供=OSEN)
◇シン・ユビン プロフィール
2004年7月5日生まれ。韓国・水原市出身。身長169cm。大韓民国の女子卓球選手。韓国では大韓航空女子卓球団、日本では九州アスティーダに所属。幼少期より“卓球の神童”として注目を集め、2019年に史上最年少で代表入り。2021年東京五輪では韓国卓球の史上最年少五輪出場記録を更新したが、女子シングルスでベスト32敗退、女子団体で準々決勝敗退に終わり、メダル獲得に失敗。2023年杭州アジア大会で金メダル1個、銅メダル3個を獲得。2024年パリ五輪の混合ダブルスと女子団体で銅メダルを獲得し、韓国卓球に2012年ロンドン五輪以来12年ぶりの五輪メダルをもたらした。BTSのファンで知られ、推しメンバーはV。
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