新型コロナで入国できず…韓国スポーツ、東京五輪に支障が生じるか

新型コロナウイルスの影響で、柔道韓国代表のロシア遠征が中止となり、東京五輪の出場にも黄信号が点滅した。

大韓柔道会は3月9日、「五輪ランキングポイント獲得のため参加予定だった柔道グランドスラム・エカテイリンブルグへの選手派遣が、ロシア保健当局などが定めた“ロシア入国2週間以内に韓国、中国、イラン、イタリア訪問履歴がある参加者たちの隔離は避けられない”という指針の固守によって取り止めになった」と明らかにした。

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大韓柔道会は、ロシアの新型コロナウイルス感染症拡散防止指針を確認して駐ロシア韓国大使館、駐ロシア韓国文化院、文化体育観光部、大韓体育会、国際柔道連盟など、可能な限りすべてのチャンネルを利用して状況を進展させようと努力する方針だった。参加選手団全員にウイルス検査を実施するなど、予想可能な状況に備えた。 

しかし3月8日未明、国際柔道連盟とロシア柔道協会を通じて、今大会への参加は難しいという立場を最終的に伝えられた。

これで韓国柔道代表チーム選手はもちろん、中国、イラン、イタリアの選手たちも五輪ランキングポイント獲得に支障が生じてしまった。

とりあえず、国際柔道連盟は今回の大会不参加で五輪ランキングポイント獲得に支障が出た諸国の状況を考慮して、新型コロナウイルスの事態が終了すると、国際オリンピック委員会に五輪出場権分配の規定について全面再検討を要請することを約束した状態だ。

しかし現状では、誰も新型コロナウイルス問題の終了時点を予想できない。

2020東京五輪まで残った大会は、柔道グランプリ・トビリシ大会(ジョージア:3月27日~29日)、柔道グランプリ・アンタルヤ(トルコ:4月3日~5日)、アジア太平洋柔道選手権(モンゴル:4月16日~19日)、柔道グランドスラム・バクー(アゼルバイジャン:5月8日~10日)、柔道ワールドマスターズ・ドーハ(カタール:5月28日~30日)の5大会だ。

大韓柔道会は代表チームが今後残りの大会に参加できるよう、大韓体育会、文化体育観光部、外交部、国際柔道連盟などへの全方位的な協力要請を通じて、方法を模索する方針だ。

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