韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督が、オマーン代表戦の勝利に満足感を示した。
ホン・ミョンボ監督は9月12日、仁川(インチョン)国際空港を通じて韓国に入国した。
韓国代表は10日、アウェイで行われたオマーンとの北中米W杯アジア最終予選・グループB第2戦で3-1と勝利。去る5日にホームで行われたパレスチナ代表との第1戦では0-0で引き分けたが、オマーン相手に勝ち点3獲得に成功した。
ホン・ミョンボ監督は9月のW杯予選2試合で1勝1分を記録した。最高ではないものの、決して悪くはない結果だ。
指揮官は帰国後のインタビューで「今後、チームをどのように準備すればいいのか、良い考えを持つようになった2試合だ」とし、「どのようにチームを発展させるべきかについて、コーチ陣や選手たちと多くのコミュニケーションを取った。短い時間だったが、チーム全体の考えを擦り合わせている状況だ」と明らかにした。
また、「ソン・フンミンなど特定の選手に戦術的に依存しているのではないか」という報道陣の質問に対しては、「私とはまったく異なる考えだ。分水嶺になった時間に戦術的に変化を与え、その戦術が正しかった」とし、「その部分で同意することが難しい。現時点での私の考えも変えたいとは思わない。戦術的に、十分に選手たちが後半30分を残して完璧に上手く戦ったと思う」と強調した。
韓国代表は10月のW杯予選で、アウェイでヨルダン代表、ホームでイラク代表と対戦する。いずれも決して簡単ではない相手だ。
ホン・ミョンボ監督は「我々の下にいる強力なライバルに絶対に勝ち点3を与えてはならない」とし、「すでに相手の分析に入った。現時点で話すには少し早いが、勝ち点の管理が非常に重要だと考えている。上手く運営していかなければならない」と述べた。
そんなホン・ミョンボ監督は来る24日、韓国国会・文化体育観光委員会の懸案質疑会議に韓国サッカー協会(KFA)のチョン・モンギュ会長、イ・イムセン技術委員長、さらにはKFA国家代表戦力強化委員会のチョン・ヘソン元委員長、パク・チュホ元委員らとともに証人として出席する。
この場では、韓国代表のホン・ミョンボ監督選任と関連した議論がなされる見通しだ。
ホン・ミョンボ監督は懸案質疑会議と関連し、「後でそのようなことがあるとなれば、当然上手くやるだろう。特に私が知っている内容はない」とコメントしていた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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