元恋人との性的関係を収めた違法撮影の疑いで取り調べを受け、出国禁止措置にあった元サッカー韓国代表FWファン・ウィジョ（ノリッジ・シティ）が1月29日、イングランド行きの飛行機に乗った。
ソウル警察庁の関係者は「（ファン・ウィジョの）出国禁止措置が1月28日に満了し、延長しなかった」とし「1月25日、ファン・ウィジョに対して追加調査を行ない、関連者の供述とこれまで確保された証拠資料を総合的に分析し、近いうちに（容疑と関連して）結論を出す」と説明した。
ソウル警察庁サイバー捜査隊は法務部に、不法撮影疑惑にあるファン・ウィジョの出国禁止措置を要請した。 警察は、イングランドでプレーすることを理由にファン・ウィジョが数回にわたって出席要求に応じなかったことと関連し、捜査が終わるまで出国を阻止するという意思を伝えたという。
対してファン・ウィジョ側は1月17日、「過剰捜査で所属チームから無断で離脱することになった」とし、捜査に対する忌避申請書を提出していた。
警察は昨年11月18日、ファン・ウィジョを被疑者として召喚し、取り調べた。12月27日を期限に1次出席要求書を送ったが、ファン・ウィジョは所属チームの日程などを理由に出席が難しいという意を伝えた。 そこで警察は2回目の出席を要求した。
ファン・ウィジョは最近、ノリッジ・シティとのレンタル契約が早期に解約され、元所属チームであるノッティンガム・フォレストに復帰した。早期解約の理由が当初言及されなかったが、今回の捜査と関係している。最近、極秘裏に帰国し、警察の取調べを受けていた。
欧州キャリアに赤信号が灯ったファン・ウィジョは、仁川（インチョン）国際空港を通じてノッティンガムに向かった状態だ しかし、ノッティンガムでは居場所がなくノリッジ・シティにレンタル移籍した彼が、ノッティンガムで出場機会を掴めるかどうかは不透明だ。ノッティンガムは現在、攻撃陣の主力要員が多く事足りているからだ。
ファン・ウィジョは昨年6月、元恋人だと主張するA氏が、彼の私生活が盛り込まれた写真や映像をソーシャルメディアに共有し、脅迫したことを巡り、警察に告訴した。 警察は捜査過程でファン・ウィジョの不法撮影疑惑を知り、ファン・ウィジョを被疑者に切り替えて調査した。
ファン・ウィジョと弁護人は昨年11月、声明文を通じて「相手の女性は放送活動をする公人であり、結婚までした身分」と言及し、被害者の身元を公開した疑い（性暴力処罰法違反）も受けている。
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