セントルイス・カージナルス入りが決まったキム・グァンヒョン(31)は、カルロス・マルティネス(28)と先発5番手を争うと見られている。
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12月26日(日本時間)、セントルイス地元紙『セントルイス・ポスト・ディスパッチ』は、ファンとの質問コーナーを通じて「キム・グァンヒョンの登場にマルティネスは緊張感を持たねばならない」と説明した。
そしてキム・グァンヒョンの加入により、カージナルスの先発陣がより強固になるとの予想も付け加えた。
同紙は「カージナルスがマルティネスと若手の競争に意味をもたらさなくて良い。今季の韓国プロ野球で190イニング以上投げた左腕投手とマルティネスとの対決構造が作られるだろう」と伝えた。
キム・グァンヒョンを「先発5番手」と名指ししながらも、予想を超える結果に期待もしている。当該記事を書いたフレデリクセン記者は「キム・グァンヒョンが5番手のオプションであるのは確実だが、それ以上の活躍を披露する可能性もある」とした。
キム・グァンヒョンは12月18日にカージナルスと2年800万ドルの契約を完了した。まだ定位置は決まっていない。
カージナルスのジョン・モゼリアク社長は「キム・グァンヒョンは春季キャンプやトレーニングの過程で先発争いに臨むだろう」と述べた。キム・グァンヒョンとしても、やはり先発での登板に意欲を燃やしている。
SKワイバーンズに所属していたキム・グァンヒョンは、昨シーズン31試合に登板し、190.1イニング17勝6敗、防御率2.51の優秀な結果を残していた。
カージナルスはジャック・フラハーティにマイルズ・マイコラス、アダム・ウェインライト、ダコタ・ハドソンなど、豊富な先発投手をそろえる。残り1枠をかけて、キム・グァンヒョンはマルティネスと争うだろう。
マルティネスは2015年から2017年まで3年間、先発投手として活躍した。しかし2018年シーズン後半に怪我を負い、自身の役割を救援投手へと変えた。今シーズンは48試合で登板し、4勝2敗24セーブ、防御率3.17という結果に終わっている。
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