パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するMFイ・ガンイン(22)が、杭州アジア大会に出場するU-24韓国代表に合流できることになった。
韓国サッカー協会(KFA)は9月15日、公式チャンネルを通じて「イ・ガンインが所属するPSGと協議した結果、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のドルトムントとのホームゲーム終了後にアジア大会のU-24韓国代表に合流することで、韓国時間14日夜に最終合意したことをお知らせする」と発表した。
また、「これにより、イ・ガンインはフランス現地時間20日に出国して中国・杭州に移動し、アジア大会のU-24韓国代表に合流する予定だ」と伝えた。
PSGは直近で、16日にホームのパルク・デ・プランスでニースとのリーグ・アン第5節を戦う。その後、20日にホームでドルトムントとのCLグループF第1節を消化する予定だ。
イ・ガンインはドルトムント戦終了後、フランスから直ちに中国行きに飛行機に乗る。日本時間では20日午後、もしくは夕方頃のチーム合流となる見通しだ。
この日程により、イ・ガンインは19日に行われるアジア大会グループE初戦のクウェート戦への欠場は確定。
長時間のフライト、時差適応の問題もあるため、21日に行われるタイとの第2節も出場は難しいものとみられる。第3節のバーレーン戦は24日に行われる予定だ。
それでも、ファン・ソンホン監督率いるU-24韓国代表にとっては待ち望んでいた朗報だ。
イ・ガンインはU-24韓国代表に決して欠かすことのできない存在だ。
指揮官は14日の取材対応時、イ・ガンインの合流が遅れる点についてもどかしさを吐露していた。それだけ連携を合わせる時間がないからだ。ただ、「不参加」という最悪のケースは避けられただけに、ひとまずイ・ガンインの合流を待つことになった。
また、KFAによると、PSGが提示した来年1月のアジアカップ招集日程については、特に問題になるような点はなかったという。
KFAは「アジアカップ招集日程調整を前提に、アジア大会への招集を許可するというPSGのメールを受け付けた。14日夜遅くまでPSGと協議し、最終的に特に前提条件を設けることなく、20日からアジア大会のU-24韓国代表に合流することを許可するというPSGの公式回答を受け付けた」と説明した。
なお、韓国は今回のアジア大会に1999年以降生まれのU-24世代(オーバーエイジ3人含む)で出場する。一方、日本は2001年以降生まれのU-22世代で出場する。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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