かつてJリーグでも活躍した韓国代表MFチョン・ウヨン(33)が、サウジアラビアに移籍した。
サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ハリージュは7月20日(日本時間)、チョン・ウヨンを獲得したことを発表した。
1989年12月生まれのチョン・ウヨンは2011年に京都サンガF.C.でプロデビュー。その後2013年にジュビロ磐田へレンタル移籍した後、2014年にヴィッセル神戸に完全移籍して2年間プレーした。
2016年には中国の重慶力帆(現在は解散)に移籍し、2018年に神戸に復帰したが、同年6月にカタールのアル・サッドに完全移籍した。日本での通算成績はJ1通算90試合5得点、J2通算64試合2得点。
アル・サッドには通算5年間在籍し、今夏に契約満了で退団した。通算成績はリーグ戦通算95試合3得点、AFCチャンピオンズリーグ通算22試合。
また、韓国代表ではU-23代表で2012年ロンドン五輪銅メダルを経験。A代表には2015年にデビューし、通算72試合3得点を記録。この間、E-1サッカー選手権(旧・東アジアカップ)2大会(2015年、2017年)、アジアカップ1大会(2019年)、W杯2大会(2018年、2022年)に出場した。
特に昨年のカタールW杯では全4試合に出場し、韓国の3大会ぶりベスト16進出に大きく貢献した。
チョン・ウヨンはアル・サッド退団後、ホン・ミョンボ監督率いる韓国Kリーグ1(1部)昨季王者の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)が新天地に挙げられていたが、最終的に再び中東でプレーすることになった。
なお、アル・ハリージュは昨季リーグ戦を9勝4分17敗の勝ち点31で16チーム中14位で終えていた。今季は来る8月13日にアル・フェイハとのシーズン開幕戦を戦う。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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