フェンシング男子サーブルで世界ランキング1位につける韓国が、今シーズン最初の試合で団体戦金メダルを獲得した。
11月18日、エジプトのカイロで国際フェンシング連盟男子サーブルW杯が行われた。韓国は団体戦で強豪国を次々と破り、表彰台の頂点に立った。
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韓国内で“看板スター”と呼ばれるク・ボンギル(30)、オ・サンウク(23)、キム・ジュンホ(25)と“帰って来た兄さん”キム・ジョンファン(36)によって構成されたチームは、ベスト16でイギリスとの接戦を45-44で制すると、ベスト8では中国を45-39で破り、待望の決勝戦へと進出した。
決勝の相手は、イタリアを45-37で下した伝統的な強豪国ハンガリーだった。韓国は一進一退の攻防を繰り広げた末、45-41で試合を制し見事優勝に輝いた。
ク・ボンギルは自身のSNSで金メダル獲得を報告し、「エジプトW杯団体戦金メダル、シーズン初陣の団体戦で金メダルを得た勢いを東京五輪までつないでいこう」と、世界ランキング1位の自負心を露わにした。
また、キム・ジョンファンは個人戦にも出場し、銅メダルを獲得。36歳にしてまったく衰えのない技量を見せつけた。
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