韓国Kリーグ1(1部)の江原(カンウォン)FCは6月15日、チェ・ヨンス監督の解任を発表した。
また、後任としてユン・ジョンファン監督が新たに指揮を執ることも併せて発表した。
現役時代、ジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)、ジュビロ磐田とJリーグでも活躍したチェ監督は2021年11月に江原の監督に就任。シーズン終盤、2部降格に危機に瀕したチームを見事1部残留に導いた。
そして、昨季は江原をファイナルA(12チーム中1~6位の上位グループ)に導き、最終的にクラブ史上最高順位タイの6位でフィニッシュさせるなど指導力を発揮していたが、今季は第18節終了時点で2勝6分10敗の11位に沈んでいた。
2013年以来、10年ぶり2度目の2部降格危機にさらされた江原は、代表ウィークによる中断期間に監督交代の決断に踏み切った。そこで新たに指揮を託したのがユン・ジョンファン監督だ。
ユン監督も現役時代、セレッソ大阪やサガン鳥栖で活躍した元Jリーガーで、引退後は両チームの監督も務めた。直近の2020~2022年はジェフ千葉を率い、退任後の今季はKリーグアンバサダーや解説を務めていた。
ユン監督がKリーグで指揮を執るのは、2015~2016年に率いた蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)以来7年ぶりだ。
なお、ユン監督は来る25日、アウェイの水原総合運動場で行われる水原FCとのKリーグ1第19節で、江原での監督デビュー戦を戦う予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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