今夏のマジョルカ退団が濃厚な韓国代表MFイ・ガンイン(22)にまつわる新事実が発覚した。
スペインメディア『エルゴルデジタル』は5月10日、「イ・ガンインがアトレティコ・マドリードの財布を開けさせた」と報じた。
同メディアによると、アトレティコがイ・ガンイン獲得のため積極的な投資を行う予定だという。
また、イ・ガンインの現在の年俸額が50万ユーロ(日本円=約7420万円)だとし、「マジョルカ内の年俸ランキングで10位以内にも入らない」と伝えた。
同メディアが報じたイ・ガンインの年俸額50万ユーロは、かつてマジョルカでチームメイトだった日本代表MF久保建英(22、レアル・ソシエダ)の年俸額200万ユーロ(約2億9677万円)の4分の1。
韓国Kリーグにおける韓国人選手の年俸最高額(2022年時点)が、元アルビレックス新潟の韓国代表DFキム・ジンス(30、全北現代モータース)で14億7000万ウォン(約1億4700万円)であるのを見ても、活躍に反してイ・ガンインの年俸額が低いことがわかる。イ・ガンインは今季リーグ戦で32試合6ゴール4アシストを記録している。
イ・ガンインは2021年8月、ユース時代から在籍したバレンシアと契約解除し、フリーでマジョルカに加入した。そのため、クラブの財政的負担は大きくないものと見られていたが、予想以上に契約金額が高くないことがわかった。
『エルゴルデジタル』は、アトレティコで最も少ない年俸額を受け取るイヴォ・グルヴィッチでも100万ユーロ(約1億4836万円)を受け取っているとし、イ・ガンインに対して契約期間5年、最低300~400万ユーロ(約4億4514万~5億9348万円)を提示することができると見通していた。
なお、イ・ガンインにはアトレティコのほか、トッテナムやアストン・ヴィラ、ニューカッスルなどプレミアリーグのチームからも関心が寄せられている。
(記事提供=OSEN)
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