プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティと、ラ・リーガの強豪アトレティコ・マドリードが、今年7月に韓国を訪問することになった。
「Coupang Playシリーズ」はCoupang Playが主催、主管、中継するスポーツイベント。昨年は韓国代表FWソン・フンミン（30）が在籍するトッテナムが訪韓し、チームKリーグ、セビージャとの親善試合を開催したことで、国際サッカーファンの注目を集めた経緯がある。
この親善試合を通じて、韓国国内におけるCoupang Playのスポーツリーダーシップが本格的に存在感を表し、今後の歩みに対するサッカーファンの期待を一挙に引き上げた。
Coupang Playのキム・ソンハン総括は、「昨年のトッテナムとソン・フンミン選手の訪韓で熱い関心と愛を受けた。今年も最高のチームを招待し、もう一度顧客に大きな感動をもたらす機会が与えられ、期待が大きい」と伝えた。
シティは2016年のジョゼップ・グアルディオラ監督就任以降、プレミアリーグだけで4回の優勝を果たすなど、今まさに最高の全盛期を謳歌している。
ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ（31）、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド（22）はもちろん、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュ（27）、ポルトガル代表DFルーベン・ディアス（25）など世界的な選手が多数在籍している。
なお、シティの韓国訪問は1976年以来2度目だ。
シティ・フットボール・グループのエステベ・カルザダCCOは「今夏のアジアツアーの一環として、韓国でのプレシーズンマッチを発表することができて嬉しい」とし、「シティは韓国と友好的な関係を維持し、情熱的なファン層を保有している。約50年ぶりの意義深い訪問を通じて、今世代最高の選手たちを韓国のサッカーファンに披露することができて嬉しい」と伝えた。
一方、ラ・リーガ優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回の実績を誇るアトレティコ・マドリードは、スペインを代表する屈指の強豪チームだ。
何より、現在も指揮を執るディエゴ・シメオネ監督が2011年に指揮官に就任して以降、クラブの全盛期を切り開いたという評価を受けている。
アトレティコにはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン（32）、オランダ代表FWメンフィス・デパイ（29）をはじめ、カタールW杯優勝を経験したアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル（28）など多くの代表選手が在籍。ソン・フンミンのトッテナム時代のチームメイトであるスペイン代表DFセルヒオ・レギロン（26）も、韓国ファンにはなじみ深い選手だ。
なお、アトレティコの韓国訪問は今回が初めてだ。
アトレティコのアンド二・モレノ・コマーシャルディレクターは、「Coupang Playシリーズに参加できて光栄であり、新シーズンを準備する側面でも素晴らしい機会だと思う。非常に期待している」とし、「今回の訪韓を通じて、すでに数多くの商業的提携を結んでいる韓国との関係がさらに深まるのはもちろん、アトレティコ・マドリードのアジア地域での拡張戦略にも大きく役立つと信じている」と伝えた。
シティとアトレティコの訪韓を発表したCoupang Playは現在、親善試合の成功的な開催のため、韓国サッカー協会（KFA）に試合承認手続きを進めている状態だ。
（構成＝ピッチコミュニケーションズ）
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