前田大然へのアシスト未遂も…セルティック・デビューの韓国代表に自国の反応は?「存在感は十分」

2023年01月30日 サッカー #欧州サッカー

短いプレータイムだったが存在感は十分だった。韓国代表FWオ・ヒョンギュ(21、セルティック)がスコットランドの舞台に立った。

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セルティックは1月30日(日本時間)、アウェイのタナディス・パークで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第23節のダンディー・ユナイテッド戦を2-0で勝利した。

これで21勝目を挙げたセルティックは勝ち点を61とし、2位レンジャーズ(勝ち点52)と9ポイント差の首位をキープした。

イエロー誘発にアシスト未遂も

この試合でオ・ヒョンギュはベンチ入りした。まだチームに合流して間もなく、コンディションを引き上げる段階ではあったが、アンジェ・ポステコグルー監督はオ・ヒョンギュの起用を示唆していた。

セルティックは前半を無得点で折り返したが、後半に入り攻勢を強めた。後半6分、オーストラリア代表MFアーロン・ムーイ(32)のパスを受けたポルトガル人FWジョタ(23)が先制点を決めると、5分後の同11分にはムーイがPKで追加点を挙げ、点差を2点に広げた。

そして、オ・ヒョンギュは後半37分に日本代表FW古橋亨梧(28)との交代で途中出場した。ポジションは古橋と同じセンターフォワードに入った。

オ・ヒョンギュは豊富な運動量とフィジカルを活かし、相手DFと積極的にコンタクトを繰り広げた。果敢な突破から相手DFのファウルを誘い、イエローカードも誘発し、セルティックのファン・サポーターから拍手も受けた。

後半アディショナルタイムには右サイドから鋭いクロスを上げ、これに日本代表FW前田大然(25)が飛び込んだが、シュートは惜しくも枠外に外れ、デビュー戦でのアシスト獲得には失敗した。

(写真提供=ロイター/アフロ)オ・ヒョンギュ

これでオ・ヒョンギュは、元韓国代表MFキ・ソンヨン(34、FCソウル)、元同代表DFチャ・ドゥリ(42、引退)に次いで史上3人目、そして10年8カ月ぶりにセルティックのユニホームを着てプレーした韓国人選手となった。

なお、セルティックは来る2月2日に本拠地セルティック・パークで行われるスコティッシュ・プレミアシップ第24節でリヴィングストンと対戦する。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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