サッカー韓国代表がワールドカップで掲げる目標はベスト16入り。2006年に始まったWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）で野球韓国代表が掲げる目標はベスト4進出だ。
アメリカで開催される準決勝に進出してこそ“成功”であり、ファンのハイレベルな要求を満たすことができる。
サッカーW杯は本大会が32強であるだけでなく、すでにグローバル化された種目だ。WBCは出場チームも少なく、欧州やアフリカに至っては野球は不毛の地だ。志向する目標自体が変わらざるを得ない。
野球韓国代表は過去のWBCにおいて、2006年大会にベスト4、2009年大会に準優勝を収めた。しかし、2013年大会と2017年大会はいずれも1次ラウンド敗退に終わった。まさに“失敗した大会”だ。
2006年、2009年と2大会連続で韓国をベスト4に導いたキム・インシク監督は“国民監督”として崇められている。
