「我々も立派なチームだ。最高の選手たちで構成した。ポルトガルは強大で難しい相手だったが、よく練った戦略をきちんと駆使しようとした。韓国の戦術が結果に反映された。今日の試合だけでなく、グループリーグ3試合ですべて見せた」
ベント監督はこの日の試合でベンチに座ることができないまま観客席で見守った。セルジオ首席コーチは「試合中は(ベント監督と)対話ができなかったが、事前に我々の全般的な戦略について教えてくれた。攻守全体に対する戦略だけを伝え、90分間の詳細な状況については話せなかった」と話した。そして、ベント監督について次のように語った。
「本来ならばこの場には彼がここにいなければならない。私はここにいたくはない。私は監督のそばにいるのが好きだ。彼は本当に素晴らしい監督だ。私たちをリードしてくれることが必要だ。今日の勝利に監督も満足していた。次の試合まで72時間残っている。しっかり回復して臨みたい」
セルジオ首席コーチによれば、「コーチングスタッフが韓国のベスト16入りを確信していた」という。
「可能だと思っていた。悲観的な人もいれば楽観的な人もいる。私たちは自分たちの強みと弱点を知っている。相手も分析した。ベスト16に進むほどの野心を持つことができた。謙虚に準備しながらも集中した」
2002年の4強神話を再現できるかという質問にも回答。セルジオ首席コーチは「02年と比較するのは難しい。当時、私はテレビでワールドカップを見ていた。個人的に韓国のことは知らなかったので、今と直接的な比較は難しそうだ。今、韓国選手たちはうまく組織されている。個々の力量も良い」とし、韓国代表を高く評価した。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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