特に今回はキム・ミンジェ(ナポリ)とキム・ヨングォンで構成されるCBコンビへの期待が大きい。キム・ヨングォンは「ミンジェが所属チームでうまくやっている。DFとして僕もミンジェの活躍には期待している。W杯まで今の活躍が続けば、代表チームでも良い結果が出そうだ」とし、「2度のW杯は僕にとって意義深く、大きな経験になった。これまで多くのことがあったし、僕も期待している」と強調した。
キム・ヨングォンは2018年ロシアW杯・ドイツ戦でゴールを決めた。それでも頭の中には失点に関する記憶でいっぱいだという。
「失点を気にしている。先に失点すれば、試合が難しくなるしかない。先制失点しないことが最も重要だ。サッカー選手はゴールを決めればいいが、僕はDFとして守備に集中したい。僕にとっては失点しないことが一番いいことだ」と重ねて話した。
「まだ具体的に相手チームを分析していない」と明らかにしたキム・ヨングォンは、最も対戦したい選手としてベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)を挙げた。
「最終メンバーリストが発表されれば本格的に分析するが、ポルトガルのシルバを阻止したい。決定力もあり、得点チャンスを作るパスも優れている。(ポルトガルの)主要選手ではないかと思う」
韓国サッカー界を代表するDFだったホン・ミョンボ監督のもとで蔚山現代に加わり、チームの優勝に貢献したキム・ヨングォン。
「ホン監督から最も多く学んだのはメンタル。大きな試合または難しい試合でどのようにメンタルを引き締めるべきかを学んだ。ワールドカップで頑張ってこいと送り出してくれた。国民の期待に応えることは容易ではないが、努力が光を放つよう頑張って来いと言われた」と語り、これから始まる最後の国内調整に意欲を燃やした。