コ・ジンヨンが全米女子プロゴルフツアー(LPGA)新人賞を獲得することが事実上確定した。
今季LPGAツアーに公式デビューしたコ・ジンヨンは、10月23日現在、新人賞ポイントランキングで1137点を獲得し1位に入っている。
2位のジョージア・ホール(イングランド/754点)との点差は383点だ。今シーズン、残りの大会は4つ。大会ごとに優勝者にランキングポイント150点が与えられるため、4大会中3大会で優勝すれば、ジョージア・ホールが逆転する可能性もあった。
しかし、ジョージア・ホールは今季の残り4大会のうち3大会の出場を放棄した。LPGAツアーは公式ホームページで、「ジョージア・ホールが残る4大会のうちアジアで開かれる台湾、日本、中国大会にすべて参加しない予定だ」と明らかにした。
ジョージア・ホールは事実上、新人賞レースから外れ、逆転は不可能となった。3位のリュウ・ユー(中国/494点)もコ・ジンヨンに643点差をつけられているため、逆転できない。
そのため、今シーズンのLPGAツアー新人賞は、事実上、コ・ジンヨンのものとなった。
コ・ジンヨンは昨年10月に韓国で行われたKEBハナ銀行チャンピオンシップで優勝し、今年LPGAツアーに進出。2月にデビュー戦となったオーストラリア女子オープンを制覇し、ゴルフ界を驚かせた。デビュー戦優勝は、LPGAツアー史上67年ぶりの快挙だ。
韓国選手のLPGAツアー新人賞受賞は、1998年のパク・セリ以来12人目。2015年のキム・セヨン、2016年のチョン・インジ、2017年のパク・ソンヒョンに続き、4年連続で韓国選手がLPGAツアー新人賞を受賞することとなる。
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