「新しい顔に出会える良い機会だ」
パウロ・ベント監督率いる韓国代表は、東アジアサッカー連盟(EAFF)のE-1サッカー選手権のため、7月17日に出国した。7月20日の中国との第1戦を皮切りに、韓国は大会4連覇・通算6度目の優勝に挑む。
大会を控えた7月18日、公式記者会見が行われた。E-1選手権は、選手選出義務期間ではなく、ベント号の主軸である欧州組は参加しない。ベント監督は最初のリスト発表の時、新顔5人を抜擢した。
ただ、DFイ・サンミン(FCソウル)が新型コロナウイルス感染症の影響で降板した。ベント監督は「私たちが望む方法でW杯を準備するのは難しい。しかし、これが私たちの現在の状況であり、選抜した選手たちで大会に最善を尽くす。新しく選抜した選手たちが代表チームでどのような姿を見せるか見守りたい」と答えた。
韓国代表としては、昨年3月に横浜で受けた0-3の日韓戦惨敗の雪辱も晴らさなければならない。U-23韓国代表も先月ウズベキスタンで行われたAFC U-23アジアカップ準々決勝で日本に0-3で敗れた。
今大会の優勝争いは事実上、韓国と日本に絞られる。一枚下と評価される香港に、中国は事実上のリザーブチームで構成されているためだ。その韓国と日本の対決は7月27日に行われる。
2019年大会で優勝しているベント監督は過程と結果の両方を手にしたいという意欲を示した。
「2019年のようなことをするには難しい部分がある。 Kリーグ最後の試合が7月16日だった。それから7月20日を皮切りに1週間で3試合を行う。最大限選手たちの回復を助け、最善の方法で競争する。これまでよく選抜されてきた既存選手だけでなく、新しく抜擢された選手たちと多くの時間を共にできるという点で良い機会だと思う。今大会でも優勝したい」
一方、韓国代表の好敵手である日本代表も今大会で結果を出さなければならない。日本はFIFAランキングが24位で韓国(28位)より高いが、E-1選手権では優勝が2013年に記録した1度しかない。
カタールW杯を控える森保一監督にとっても重要な大会だ。森保監督は「E-1選手権はチャンピオンタイトルを目指さなければならない。アジアでのレベルアップはもちろん、優勝カップを手にできるよう最善を尽くしたい」と意気込みを語った。
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