韓国サッカー協会(KFA)が主催する各代表チームの試合中継を担当する放送局に、総合編成チャンネル『TV朝鮮』が確定したことが決まった。
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KFAは最近実施したサッカー代表戦のテレビ放映権入札の結果、『TV朝鮮』を中継放送局に選定し、4月21日に正式契約を締結したことを発表した。
契約期間は2024年8月31日までで、契約金額は双方の合意により公開しない。
この契約により、『TV朝鮮』は今後2年4カ月間、KFA主催の男女代表、世代別代表の試合について、韓国国内でテレビ生中継の権利を独占保有することになった。
契約期間の中継回数は男子A代表17試合、男子U-23代表8試合、女子A代表6試合以上であり、男女ユース代表の試合も含まれる。
今回の契約によって、『TV朝鮮』はテレビ中継権だけでなく、他の放送局に再販売できる権限、ニュース用の映像報道権と販売権、独占インタビューの権利も保有することになった。
まずは、男子A代表が来る6月に実施する4度の国際親善試合が、『TV朝鮮』初の独占中継試合となる見通しだ。
KFAのイ・ジョンソプ経営本部長は、「KFAが一つの放送局と個別の試合だけでなく長期間の独占放映権契約を結んだのは今回が初めてだ。この10年間で足踏み状態だったサッカー代表戦の放映権料が、今回の契約を通じてコンテンツの価値をしっかりと認められるようになったことに感謝している」とし、「レベルの高い中継放送だけでなく、多様なサッカーコンテンツ制作のため、TV朝鮮とお互いに協力する計画だ」と伝えた。
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