韓国Kリーグ1(1部)のFCソウルは1月24日、Kリーグ2(2部)のソウルイーランドFCから元U-23韓国代表DFイ・サンミンを獲得したことを発表した。契約期間は2025年まで。
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1998年1月1日生まれのイ・サンミンは蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)U-18ユースの現代高校出身で、崇実(スンシル)大学を経て2018年に蔚山現代に入団。
翌2019年にはJ2リーグのV・ファーレン長崎にレンタルで加入し、同年3月6日のルヴァンカップ・グループステージの湘南ベルマーレ戦でプロデビュー。シーズン終了後にレンタル期間満了で蔚山現代に復帰した。日本での通算成績はJ2リーグ16試合、ルヴァンカップ5試合、天皇杯4試合出場だった。
その後、2020年はKリーグ2のソウルイーランドにレンタルで加入し、26試合2アシストを記録。2021年には完全移籍に切り替わり、28試合1ゴール1アシストの活躍でヤングプレーヤー賞(年間最優秀若手選手賞)と年間ベストイレブン候補に選ばれた。
また、これまでU-14から各世代別代表を経験しており、2014年U-16アジア選手権、2015年U-17W杯、2016年U-19アジア選手権、2017年U-20W杯、2018年U-23アジア選手権、2020年U-23アジア選手権に出場。
2021年夏には東京五輪を戦ったU-24韓国代表のキャプテンを務め、グループステージ初戦のU-24ニュージーランド代表戦に出場した。
イ・サンミンはFCソウル加入に際し、「韓国を象徴する歴史あるFCソウルに入団できて光栄だ。Kリーグ1でプレーするのは初めてだが、ファンの前で自分というものを証明してみせたい。たくさんの応援をお願いしたい」と決意を伝えた。
イ・サンミンは来る28日から行われるFCソウルの3次キャンプに合流し、新シーズンの準備を進める予定だ。
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