かつてプレミアリーグのアーセナルで9番を背負った元韓国代表FWパク・チュヨン(37)が、韓国Kリーグ1(1部)の強豪・蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)に加入する可能性が浮上した。
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パク・チュヨンは2021年12月15日、自身のインスタグラムに、「(FC)ソウルとの契約は今年を最後に満了する。ソウルと私は、今シーズン終了前まで計3回のミーティングを行った。ソウルは私にユースチームの指導者を提案してくださったが、私は選手生活を続けていくという意志を伝えた」と投稿し、別れを予告していた。
FCソウルも昨年末、「パク・チュヨンとの再契約交渉でお互いの見解の違いを確認し、同行にピリオドを打つことにした」とし、「球団は、今シーズンを最後に契約が満了するパク・チュヨンに指導者としての同行を提案したが、パク・チュヨンは選手生活を続けたいという意志を伝えてきた」と明らかにした。
来季に向けての去就に注目が集まっていたパク・チュヨンだが、蔚山のキム・グァングク代表取締役は1月7日、「パク・チュヨン選手の獲得について、様々な角度から獲得を推進している」とし、「コーチ陣がパク・チュヨン選手の獲得を要請し、現在は年俸や付帯条件などを調整している。入団するとは正確に言えない状態だが、パク・チュヨン選手と契約するかどうかについて話し合っている」と説明した。
パク・チュヨンは2005年にFCソウル入団後、初年度にKリーグで18ゴールを決め、大きな注目を集めた。
以後、2008年フランス・リーグ・アンのASモナコを通じて欧州進出を果たし、アーセナル、セルタビゴ、ワトフォード、アル・シャバブを経たあと、FCソウルへと復帰。FCソウルでは計11シーズンにわたってプレーし、通算314試合で90ゴール32アシストを記録している。
また韓国代表では68試合で24ゴールを決める活躍を見せ、2006年、2010年、2014年のW杯3大会に出場。2012年のロンドン五輪では銅メダル獲得に貢献した。
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