韓国Kリーグ2(2部)の全南(チョンナム)ドラゴンズは12月27日、ブラジル人FWジョナタン・バロテッリ(32)と1年の再契約をしたことを発表した。
“ジョナタン・ボアレトゥ・ドス・レイス”ことバロテッリは、1989年4月生まれのブラジル出身ストライカー。
爆発的なスピードを活かしたドリブルやゴール前での高い決定力はもちろん、豊富な運動量を活かした前線からの積極的な守備参加も特徴的な選手だ。なお、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(31、デミルスポル)との関係性はない。
デビュー以降はブラジル国内を渡り歩いていたが、2016年のFKバルダール(マケドニア)移籍を通じて海外に進出。
以降はアル・ガラファ(カタール)、釜山(プサン)アイパーク(韓国)、サナト・ナフト(イラン)、四川隆発(中国)、エノシス・ネオン・パラムリニ(キプロス)と各国クラブを転々とし、今年2月に全南へ加入した。
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今季リーグ戦は31試合に出場し、11ゴール3アシストでチーム最多得点をマーク。韓国プロサッカー連盟が選定する各節のMVPに5回、ベストイレブンに6回も名を連ね、年間ベストイレブン候補にも選ばれた。
バロテッリは再契約に際し、「チャンスを与えてくれた全南に感謝している。来シーズンは今季よりもさらに良い成績を収められるよう最善を尽くしたい」と決意を新たにしている。
なお、全南は今季FAカップで優勝したため、来季は韓国2部クラブとして史上初めてアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場する。
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