韓国Kリーグ1(1部)の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)が、横浜F・マリノスの元日本代表MF天野純(30)の獲得に迫っている。
Jリーグの事情に詳しい複数の関係者は12月20日、本紙『スポーツソウル』に蔚山現代が攻撃的MFの新戦力候補に天野を挙げていることを明かした。
関係者によると、蔚山現代は移籍が有力視されている元韓国代表MFユン・ビッカラム(31)、韓国代表MFイ・ドンギョン(24)の代替選手として天野をピックアップしたという。
【本紙独占】元広島・池田誠剛コーチ、蔚山現代でホン・ミョンボ監督と“再会”へ
天野の韓国移籍には、蔚山現代入閣が確実とされる元サンフレッチェ広島の池田誠剛フィジカルコーチの積極的な推薦もあったという。
実際、蔚山現代を率いるホン・ミョンボ監督は、ユン・ビッカラムの済州(チェジュ)ユナイテッド移籍がほぼ確実で、イ・ドンギョンも海外移籍を模索していることから、彼らに代わる主力級の攻撃的MFを探していた。
池田コーチは、天野が個人戦術はもちろん、メンタル面でも韓国サッカーのスタイルに合致すると見て、ホン・ミョンボ監督に獲得を勧めた。指揮官だけでなく、チーム内部でもポジティブな評価がなされたという。
蔚山現代は今年7月にオーストラリア代表DFジェイソン・デイビッドソン(30、メルボルン・ビクトリー)が退団しているため、現時点でアジア枠が空いていた。
蔚山現代ではこれまで、MF家長昭博(35、川崎フロンターレ)や増田誓志(36、引退)、FWエスクデロ競飛王(33、チェンマイ・ユナイテッド)、FW阿部拓馬(34、FC琉球)、FW豊田陽平(36、栃木SC)といった日本人選手が在籍してきた。
はたして、天野はスポルティング・ロケレン(ベルギー)以来となる海外挑戦の場に韓国を選ぶのだろうか。なお、蔚山現代は来季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にプレーオフから出場する予定だ。
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