バレンシアが韓国代表MFイ・ガンイン(19)の慰留に本格的に臨むようだ。
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スペインメディア『エル・デスマルケ』が8月6日に報じたところによると、バレンシアがイ・ガンインとの再契約交渉に取り組むという。
同メディアは「2022年にも契約が終了するイ・ガンインと対話を始めた。残留に向けた第一歩を踏み出した」と伝えた。
イ・ガンインは今夏にもバレンシアを離れる計画だった。2018年にユースからトップチームへ昇格したものの、2シーズン連続で出場機会に恵まれなかったからだ。
だが、同じくユース出身のU-21スペイン代表FWフェラン・トーレス(20)がマンチェスター・シティに移籍したことで、バレンシアが2001年生まれの若手有望株であるイ・ガンインをチームに残留させる方針へ切り替えたようだ。
同メディアは「イ・ガンインは素晴らしい才能を持つ選手だが、まだそれを証明できていない」とし、ラ・リーガ第35節バジャドリー戦でイ・ガンインが挙げた決勝弾が「バレンシアのターニングポイントになった」と、再契約交渉が行われる背景を分析した。
バレンシアはイ・ガンインとの再契約交渉時に、本人の希望に沿うポジションでの起用や十分な出場時間の確保などを保障するとみられる。ハビ・グラシア新監督もクラブの方向性に共感し、イ・ガンインをチームの中心選手の一人に据えようとしているという。
再契約交渉に先立ち、バレンシアは来シーズンに着用するユニホームのモデルとしてイ・ガンインを前面にアピールしていた。それほど、クラブは彼を重要な選手と認識していることなのだろう。
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