ロサンゼルス・ドジャースが悪夢の6連敗を喫した。
ドジャースは7月10日(日本時間)、敵地アメリカンファミリー・フィールドで行われたミルウォーキー・ブルワーズ戦で2-3と敗れ、今季ワーストとなる6連敗に陥った。
この日、韓国人野手キム・ヘソンは7回から代走として途中出場して1打数1安打1盗塁を記録。シーズン打率を「0.327」から「0.333」に上げた。
1-1の同点で迎えた7回表、一死一、二塁の場面で代走として送り出されたキム・ヘソンは、二塁走者ミゲル・ロハスとともにダブルスチールを成功させた。ただ、後続打者が凡退して得点には繋がらなかった。
9回表には先頭打者として内野安打を放ったが、後続の大谷翔平が空振り三振、ムーキー・ベッツが三ゴロ、ウィル・スミスが見逃し三振で退き、ホームに帰ることはできなかった。
試合は延長10回裏、ブルワーズの21歳ジャクソン・チョウリオがサヨナラタイムリーを放ち終了した。
ドジャースはナ・リーグ西地区で56勝38敗とし、依然として首位をキープ。ただ、一時10ゲーム以上離した2位サンフランシスコ・ジャイアンツとのゲーム差が「5」まで縮まるなど、“良くない流れ”が続いている。
◇キム・ヘソン プロフィール
1999年1月27日生まれ。韓国・京畿道出身。身長178cm。韓国のプロ野球選手。ロサンゼルス・ドジャース所属。高校卒業後の2017年にネクセン・ヒーローズ(現キウム・ヒーローズ)でプロデビューし、2021~2024年の4年連続でゴールデングラブ賞を受賞。2025年1月3日、ドジャースと3年総額1250万ドルで契約した。韓国代表では2021年東京五輪、2023年WBC、2023年杭州アジア大会、2023年アジアプロ野球チャンピオンシップなどに出場。登場曲は自身の名前「ヘソン」にちなんで、アニメ『BLEACH』のエンディング曲で知られる歌手ユンナの人気曲『ほうき星』韓国語版の『ヘソン(彗星)』。
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