ドイツ・ブンデスリーガ再開の動きに専門家が警鐘を鳴らしている。
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4月27日、ライプツィヒ大学のウイルス学者ウーヴェ・リーバート教授はドイツメディア『Mitteldeutsche Zeitung』を通じ、再開計画を立てているブンデスリーガについて意味深長な発言をした。
リーバート教授は「依然として、新型コロナウイルス感染症が長期的にどのような結果をもたらすかわからない」とし、「ライプツィヒでは31歳の若い男性が死亡した。ハイリスク群でもなく、事例もなかった。いくら若くても、ウイルスに感染して重病化や死亡に至る可能性がある」と指摘した。
新型コロナの特性を完全に把握できていない現状でリーグを再開させ、選手内で感染者が発覚した場合、取り返しのつかない事態になる恐れを提唱している。
ブンデスリーガは5月9日から無観客でのリーグ再開を検討している。
欧州の国々でも、ドイツは新型コロナ対応が出来ている方だ。現時点で感染者数は約15万9000人に達しているが、死亡者数は6126人と、イギリスやイタリア、スペインなどよりも致死率を低い。依然として深刻な状況であることは明らかだが、4月26日には一日当たりの感染者数が1000人台まで減少している。
とはいえ、専門家はリーグ再開に懐疑的だ。例え無観客で試合を行ったとしても、選手やコーチングスタッフ、関係者が一つの場所に集まるため、集団感染のリスクが高い。専門家はその点を指摘している。
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