韓国初の自然繁殖パンダであるフーバオが“外出禁止”処分を受けた。
11月15日、京畿道にあるエバーランドによると、フーバオは11月13日に野外放飼場に出ると、放飼場に備え付けられた鉄条網と透明プラスチック塀を乗り越えて脱出した。
オンラインコミュニティなどに上がってきた観覧客が撮った映像を見ると、フーバオはプラスチックの塀をうんうんしながら乗り越えて、竹の間を歩いていった。
“脱走”したフーバオは、30分余り観賞用の竹林を歩き回った後、「フーバオお爺さん」と呼ばれるカン・チョルウォン飼育士の引率で戻ってきた。
その後、エバーランド側はフーバオに野外放飼場の外出禁止処分を下した。エバーランドは現在、壊れた塀を修理中だ。
2020年7月に生まれたフーバオは、韓国初の自然繁殖パンダとして多くの人気を集めている。フーバオの人気に支えられ、エバーランドのYouTubeチャンネル登録者数は100万人を突破し、フーバオの限定版グッズも大きな人気を集めた。
その人気から去る5月には人気バラエティ番組『ユ・クイズON THE BLOCK』(tvN)に、カン・チョルウォン飼育士が出演して話題を集めたりもした。
今年7月にはフーバオの双子の妹たちまで生まれ、共に多くの愛を受けている。
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