同メディアによると、岸田首相の“日韓戦”始球式はスポーツ振興が目的で、韓日関係改善などを念頭に置いたものではないという。併せて、岸田首相が高校時代に野球部として活動し、地元の広島東洋カープの大ファンであるなど、格別な野球愛を持っていることも伝えた。
ちなみに、岸田首相の始球式の可能性については韓国の各メディアも反応。
「“野球マニア”岸田首相、WBC韓日戦始球式検討…“外交とは無関係”」(『スポータル・コリア』)、「“よりによって、なぜ”…日本首相、“韓日戦始球式”へ」(『MHNスポーツ』)、「岸田首相、10日のWBC韓日戦で始球式登場の模様…首脳会談の信号?」(『news1』)など、さまざまな反応を見せていた。
なお、東京ドームで行われるWBC1次ラウンドのプールBには、日本と韓国のほかにオーストラリア、チェコ、中国が属している。このうち上位2カ国が準々決勝に進出できる。
アメリカの野球専門誌『ベースボール・アメリカ』は去る1日、WBC出場国20カ国の戦力分析を行ったなかで、日本を2位と評価した。
また、「大谷翔平やダルビッシュ有を擁する日本代表は、出場国のなかで最も安定した先発陣を保有している。優勝候補として遜色がない」と説明した。