ハン・ドクス総理は同日午前、韓国政府ソウル庁舎で主宰した中央災難安全対策本部会議で、「犠牲者救助に努めた救助人材の労苦と、現場で自発的に助けて下さった市民の皆様に深い感謝の言葉を申し上げる」とし、「もう一度、犠牲者と遺族に深い慰労を申し上げ、負傷者の早い快癒を祈る。政府は今回の事故の原因を徹底的に調査し、このような不幸な事故が繰り返されないよう、必要な制度改善にも最善を尽くす」と明らかにした。
続いて「大統領の指示に従い、昨日(10月30日)から11月5日24時までを国家哀悼期間と定め、合同焼香所も今朝から運営に入る」とし、「ソウル市と龍山(ヨンサン)区は合同焼香所運営と死傷者支援など、事故の収拾にさらに拍車をかけてほしい」と話した。合同焼香所は、ソウル市庁前のソウル広場とソウル龍山区梨泰院近くの緑莎坪駅(ノクサピョン)駅の広場に設けられている。
総理は、「政府は事故が発生した梨泰院事故中央災難安全対策本部を直ちに稼動し、ソウル市龍山区を特別災難地域に(宣布)するなど、事故収拾のために総力を傾けている」とし、「今日(10月31日)から地方自治体公務員と遺族間のマンツーマンマッチングを本格的に施行し、地方に居住する遺族に対する支援と、外国人犠牲者家族の入国支援などにも万全を期している」と話した。
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