韓国で“屋外マスク着用義務”がなくなる?「今後2週間で減少傾向続けば規制解除検討」と防疫当局

「今後2週間で減少傾向が続けば、室内マスク着用以外のすべての防疫規制を解除する」

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韓国政府は新型コロナウイルスの感染拡大と関連し、今後2週間で感染者数が減少傾向に転換し、重症患者や医療体形が安定的に管理されるようになった場合、「室内マスク着用」などの重要な規則を除くすべての措置の解除を検討すると明らかにした。

中央災難安全対策本部(以下、中対本)は4月1日午前、政府ソウル庁舎で会議を開き、来る4日から17日まで適用する社会的距離確保の方案を確定した。

今回の方案では、私的な集まりにおける最大人数が10人まで拡大され、多重利用施設の営業時間が午前0時まで延長される。

中対本は「この2週間では営業時間と私的な集まりの基準を部分的に調整する」とし、「2週間で確実に流行が減少に転じ、重症患者や医療体系が安定的な水準を示した場合、“室内マスク着用”など重要な規則を除き、営業時間、私的な集まり、大規模イベントなどすべての措置の解除を検討する」と伝えた。

政府は室内・屋外におけるマスク着用を新型コロナ感染拡大防止の最も基本的な防疫規則と定めているが、今後2週間の流行状況によっては、今回の社会的距離確保の方案が終わり次第、「屋外マスク着用義務」が撤廃される可能性もある。

(写真提供=AP/アフロ)

政府は同日、新型コロナの感染拡大傾向が2週間前にピークに達し、以降緩やかに減少していると評価した。

イベントや集会、宗教施設と関連した社会的距離確保の措置は現行通り維持される。300人以上が集まる非正規公演、スポーツ大会、フェスティバルなども従来通り、関係省庁の承認を得られれば開催することができる。

ミサ、法会、礼拝など正規宗教活動を行う際は、接触可否にかかわらず施設収容人数の70%以内であれば集まることができる。修練会、祈祷会、復興会などの宗教行事に関しては、最大299人まで集まることができる。

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