韓国の新型コロナの新規感染者数が再び40万人台に増加したなか、重症患者が過去最多の1301人となった。
韓国中央防疫対策本部は3月30日0時基準で、新規感染者が42万4641人増加し、累計感染者数が1277万4956人となったと発表した。
新規感染者数は前日34万7554人だったため、7万人以上も急増したことになる。
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ここ1週間の推移を見ると、3月22日49万881人、3月23日39万5598人、3月24日33万9514人、3月25日33万5580人、3月26日31万8130人、3月27日18万7213人と減少傾向だったが、3月28日に34万7554人、そして再び40万人台と終わりが見えない状況だ。
何よりも新規感染者が減らないなか、重症患者が増え続け、死亡者数も増えていることが問題だ。今回発表された重症患者数は1301人で、過去最多を記録した。また死亡者数も432人となり、最多記録となった3月24日の469人に続き、過去2番目に多い数字だ。
韓国政府は「ステルスオミクロン」(オミクロン変異株)などの危険要因が残っていると見ており、防疫措置である「社会的距離確保」を段階的に緩和する方法を検討している。
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