新型コロナの猛威がひと段落した現在、海外旅行が復活の兆しを見せている。
日本ではGWが約1カ月後に控えているということもあり、久しぶりに海外へと足を運ぼうと考える人も多いのではないだろうか。
そこで気になるのが“治安問題”だ。
特に、日本は世界でもトップクラスに治安の良さを誇るということもあり、旅行先を決めるポイントの一つに挙げる人も多い。
そんななか、イギリスメディア『BBC』が興味深い記事を公開している。
『BBC』は4月3日、女性旅行者の安全と平等指標を考慮し、女性の一人旅が安全な5つの国を発表した。
これは、米ジョージタウン大学の平和と女性安定指数(WPS)、世界経済フォーラム(WEF)のグローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート、経済平和研究所(PGP)のグローバル・ピース・インデックスなどを参考資料として用いている。また、上位の国に一人で旅行したことのある女性に話を聞き、安全だと感じた理由や旅行のヒントを聞いた上で、最適な国を選んだとしている。
結果、安全な5カ国にはスロベニア、ルワンダ、UAE(アラブ首長国連邦)、ノルウェー、そしてアジアからは唯一、日本が選ばれた。
これらの国の選定理由としては、治安はもちろん、犯罪発生率の低さや男女の平等性が挙げられている。日本は電車に女性専用車両がある点、宿泊施設の充実度などが理由に挙げられているようだ。
日本も選ばれたこの結果に激しく反応している国がある。そう、韓国だ。
ポータルサイトNAVERには、「女性一人でも安全な旅行5カ国…アジアでは韓国ではなく、“ここ”が選ばれた」(『朝鮮日報』)、「“女性一人旅”安全なTOP5…韓国はない」(『国民日報』)、「女性にとって韓国がルワンダより危険?“一人旅”安全な国を見ると」(『ヘラルド経済』)、「女性一人で旅行するのに安全な国…日本は選ばれたのになぜ韓国は抜けたのか」(『ウィキツリー』)などの見出しが並んでいる。
『デジタルデイリー』に至っては、「BBC“女性一人で旅する安全な国”トップ5?あまり意味はないけど」と、負け惜しみかのようなタイトルで報じていた。
これらの報道を受け、ネット上には「客引き天国、男性優越主義が半端ない日本人?」「北朝鮮は理想国家啓蒙君主の国なのに含めないのね…」「ルワンダが安全というのは信じられない」などの声がある一方、「韓国が性犯罪で悪名高い国家という言葉が正しいようだ」「韓国は衝動的な変態が多く、女性は気をつけなければならない」と自ら危険性を認める意見もあった。
ただ、前述の5カ国で絶対に犯罪に巻き込まれないという保証はない。どこの国に旅行に行くにしても、自衛手段はしっかりと備えたいものだ。
■【画像】韓国アイドル、日本の“AV女優”とのド派手パーティーの様子
前へ
次へ