韓国で、新型コロナウイルス感染拡大防止のための「社会的距離確保」が来る4月18日から“全面解除”される。
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これにより、私的な集まりでの人数制限はなくなり、各種イベントや集会での収容可能人数の制限もなくなる。25日からは映画館や室内スポーツ施設、宗教施設での飲食禁止措置も解除される。
キム・ブギョム首相は15日、政府ソウル庁舎で新型コロナの中央災難安全対策本部会議を主宰し、このような決定を伝えた。
キム首相は「現在行われている夜12時までの多重利用施設の営業時間制限と、最大10人まで認められていた私的な集まりの人数制限を、来週月曜日(18日)から全面解除する。299人まで許容されていたイベントや集会、収容可能人数の70%まで巨そうされていた宗教施設の人数制限も、同時に廃止される」と伝えた。
また、「感染予防の努力は依然として重要だ」と強調し、「1週間の準備期間に関係省庁、関連団体と協会、業界が緊密に協力し、利用者を感染から保護する多角的な方策を講じてほしい」と要請した。
ただ、マスク着用義務制度は現行通り維持されることになった。キム首相は「室内でのマスク着用義務は、相当期間の継続が避けられない」とし、「相対的に危険性が低い屋外でのマスク着用については、2週間後に防疫状況を評価して決定する」と伝えた。
なお、韓国では15日0時基準の新規感染者が12万5846人で、前日よりも約2万人減少した。金曜日発表の基準では、7週間ぶりに10万人台まで感染者が減少した。重症者数は999人で、2日連続で900人台を記録。昨日の死亡者数は264人で、累計2万616人となった。
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