BTS(防弾少年団)の兵役問題に関する議論が、4月中に結論付けられるかもしれない。
ソン・イルジョン議員が4月11日、YTNラジオとのインタビューでBTSの兵役特例に関する議論について話した。
現在、韓国国会にはソン・イルジョン議員をはじめ、アン・ミンソク議員、ユン・サンヒョン議員が代表発議した3件の兵役法改正案が係留中だ。昨年11月に議論されたが、結論が出なかった。
BTSの兵役問題について、ソン・イルジョン議員はインタビビューで「1つ目は公平かという問題であり、2つ目は国益が何の役に立つのかという問題だ」とし、「情緒的な面では韓国の青年たちがみんな服務しなければならないということに同意する」と話した。
続いて「現在、兵役特例を受けている芸術人や体育人に関する項目は42つくらいなのだが、グラミー賞、ビルボード、アメリカン・ミュージック・アワードなど、世界のポップを主導したり、文化を主導したりする面で優勝しても、その項目に入らない」と指摘し、「この法律を作った当時は、韓国の若者がビートルズのような有名スターを生み出すポップ市場で優勝するということは、想像もできなかったし、制度の不備ということもあり、こういう分野でも恩恵があるほうがいいと判断した」と説明した。
またソン・イルジョン議員は「政府でもこの法の通過に対して、長官が直接、私たちに要請した」とし、「韓国でBTSが軍隊に行くからと、韓国は戦争状態なのかという質問が非常にたくさん来ているという。それでこの法を早く処理してくれればいいという、政府要請があった」と明かした。
そして「与野党の間で合意をして、4月中に早く終わらせようと話した」と伝えた。
先立って4月9日(現地時間)、米ラスベガスMGMグランド・カンファレンス・センターでHYBEのCCOイ・ジンヒョンは、BTSメンバーたちの兵役問題について述べた。彼は「今回の国会で整理されたらという考えだ。現在の不確実性が難しさを与えているのは事実で、いち早く結論を出してくれればと思う」と話した。
なお現在の兵役法であれば、BTSの最年長メンバーであるJINは、満30歳を迎える今年12月に入隊しなければならない。
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