韓国では屋外での“マスク着用義務解除”ももうすぐか…コロナ対策の全面解除を示唆

韓国政府が私的な集まりの人数制限と、食堂などの営業時間制限解除を検討している。

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また、ワクチン接種とオミクロン株感染による自然免疫で、ある程度集団免疫が形成されたと判断し、6~7月頃には屋外でマスクを外すことができると予想した。

韓国政府は今週、新たな社会的距離の設定の調整発表を控えている。最後の距離確保施策の調整が行われるだろうという見通しが出ているなか、私的な集まりの人数制限や飲食店の営業時間制限の解除を示唆した。

4月12日、保健福祉部中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は、TBSラジオ『キム・オジュンのニュース工場』でのインタビューで、人員や期限制限がなくなる可能性があるかという質問に、「そのような案まで併せて検討している」と回答。

韓国のコロナ検査の様子

現在の韓国では10人まで私的に集うことが可能で、食堂・カフェなど多重利用施設の営業時間は0時に制限されている。

また、6~7月になると医療システムが転換され、野外でのマスク着用義務が解除されるなど、コロナ前の日常に戻れるとの見通しを示した。韓国政府は漸進的に日常医療体系の転換を履行しており、新型コロナの感染病等級を調整する問題などを含め、全般的なポストオミクロン対策を練っていると付け加えた。

そしてソン班長は、「3次接種などワクチン免疫とオミクロン感染による自然免疫で相当な集団免疫に到達したと判断する」とし、「今回の流行が安定すれば、再び大きな流行に広がりかねない危険性はかなり低くなったと思う」と見通している。

なお、韓国の新型コロナ感染者は週末より検査結果が増え、再び21万755人へと増えた。しかし、死者は171人で27日ぶりに100人台に減少。重症患者数は1005人だった。

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