南陽乳業ホン・ウォンシク会長が麻薬使用容疑を受けている姪ファン・ハナについて、謝罪した。
ファン・ハナは南陽乳業創業者ホン・ドゥヨン氏の孫娘と知られており、現会長のホン・ウォンシクの妹の娘にあたる。
ホン会長は6月5日、謝罪文を通じて「ファン・ハナは私の親戚であるだけで、南陽乳業の経営やどんな仕事にもまったく関係していない」とし、「責任感と誇りを持って働く南陽乳業従業員と代理店、南陽乳業製品を購入する消費者に迷惑をかけて惨憺たる心情」と明かした。
続いて「親戚とはいっても生みの親を差し置いて直接乗り出すことには限界があり、姪っ子の逸脱を正せなかったことを後悔するばかりだ」とし、「結局、親類の面倒をきちんと見ることができなかった私自身のせい」と伝えた。
また「ファン・ハナが愚かな行動のために物議をかもしたことに、頭を深く下げて謝罪する。恥を忍んで国民の皆さんと南陽乳業に深い謝罪の言葉と許しを求める」と謝罪した。
最後にホン会長は「深く反省し、今後謙虚に社会的責任と道理を尽くす」と強調し、もう一度「申し訳ない」と謝った。
ファン・ハナは去る2015年5~6月、9月にソウルの自宅などで数回にわたってヒロポンを使用し、昨年4月にはクロナゼパムが含まれた2つの薬品を不法服用した容疑などを受けている。
同日午前、水原地方裁判所では麻薬類管理に関する法律違反の容疑を受けているファン・ハナの初公判が開かれた。ファン・ハナは公訴事実の大部分を認めたことがわかった。
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ファン・ハナの2回目の公判は、6月19日に開かれる予定だ。
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