韓国で大学共通入学試験「大学修学能力試験」を1日前に控えた11月17日、新型コロナの新規感染者が過去2番目に多い3187人を記録した。
【注目】重症者が過去最多の韓国「60歳以上のブレイクスルー感染が拡大」
中央防疫対策本部は11月17日0時基準、新規感染者数が3187人だったと発表した。国内発生が3163人、海外流入が24人だ。
地域別にはソウルが1436人を記録し、京畿964人、仁川159人と続いた。死者は21人で、累計3158人となった。
一日の新規感染者数3187人という数字は、秋夕(チュソク)連休直後だった9月25日の3270人に次いで過去2番目に多い規模だ。
ここ1週間の新規感染者数は、2520人→2368人→2324人→2419人→2006人→2125人→3187人となっており、感染に歯止めがかからない現状が伝わってくる。
先立って韓国政府は11月1日から段階的な日常回復を目指す“ウィズコロナ”を始めたが、新規感染者数や重症者が増えている。
韓国中央災害安全対策本部クォン・ドクチョル1次長(保健福祉部長官)は11月12日、「段階的な日常回復の第1段階に入ってから10日が経過した今、重症者数が475人で最高値を記録している」と明らかにしたことがある。
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