韓国の韓国事業開発を担う韓国観光公社は、「韓国観光品質認証」(Korea Quality)を受けている宿泊業者を対象に、衛生専門コンサルティングおよび防疫サービス支援事業を6月から実施すると明らかにした。
【関連】 韓国・済州が新型コロナを“バラまいた”アメリカ人留学生に訴訟を提起
5月26日に韓国観光公社が発表した情報によると、今回の事業はコロナ時代でも安心して宿泊や旅行がしたいという消費者のニーズに応え、宿泊業界の危機克服のために支援するそうだ。「韓国観光品質認証制度」は、観光施設とサービスについて信頼できる品質水準を提示し、消費者が合理的に選択できるようにサポートする国家認証制度で、5月現在宿泊・ショッピング分野で韓国全土496カ所が認証を受けて運営している。
観光公社は480余りの韓国観光品質認証宿泊業者を対象に順次実施し、専門業者を通じて体系化された衛生点検および殺菌サービスを支援する。また、宿泊施設の自己衛生管理のために専門コンサルティングサービスも提供し、ポストコロナに備えて常時衛生品質を維持できるようにしたという。
また、対面サービスを通じて発生しうるコロナ感染のリスクを下げるためのエコマスク支給に加え、火災に脆弱な韓屋(韓国の伝統家屋)認証施設を対象に投擲用非常消火器を提供するなど、認証施設の安全性を高めるための支援も並行して行う予定だ。
観光公社のシム・ヘリョン観光認証センター長は、「認証業者を選定する際、衛生・安全部門に厳格な基準を適用しているだけに、コロナ禍で緊急防疫物品および特別衛生防疫支援を通じ、認証業者の衛生品質向上とコロナ対応力強化に向けて、持続的に努力していく」と述べた。
前へ
次へ