BTS・SUGA、飲酒運転で“刑事罰”か…「最高速度30km/h」で電動キックボードとはみなされず

2024年08月09日 話題 #BTS

飲酒運転で物議を醸したBTSのSUGA(本名ミン・ユンギ、31)。当初は電動キックボードと説明していたものの、実際は電動スクーターだったことから、刑事罰を受けることとなりそうだ。

【画像】SUGA、“飲酒運転”の決定的瞬間

8月7日、SUGAが道路交通法違反(飲酒運転)の容疑で立件されたとの報道が出た。前日夜、転倒していたところをパトロール中の警官が発見した際、酒の匂いを感じ、付近の派出所に引き渡したという。

その後、SUGAが飲酒後に電動キックボードで帰宅していたことが判明。警察が飲酒測定を行った結果、血中アルコール濃度は“免許停止レベル”に相当する0.08%以上という結果に。結局、SUGAは罰金と免許取り消し処分を受け、所属事務所のBIGHIT MUSIC、SUGA本人は謝罪文を出していた。

BTS・SUGA
(写真提供=OSEN)BTS・SUGA

しかし、SUGAが当時乗っていたのは電動キックボードではなく、電動スクーターだったことが監視カメラの映像により発覚。BIGHIT MUSICは事実と齟齬があったことに対して、「当社はアーティスト(SUGA)が利用した製品を、サドルがついた形のキックボードと判断したため、“電動キックボード”と説明した。追加で確認する過程で、製品の性能と仕様によって分類が変わり、事故に対する責任範囲も変わりうることを認知するようになった」と説明したが、事案を矮小化しようとしたのではないかという声も上がった。

衝撃が冷めやらぬなか、韓国メディア『ディスパッチ』や現地警察は9日、SUGAが飲酒状態で運転していた電動スクーターは、パーソナルモビリティ(PM)に含まれないと伝えている。

韓国でのPMの定義は、最高速度25km/h未満、重量30kg未満だ。そのため、SUGAが乗っていたのはPMに該当しないという。

当初、電動キックボードの場合は免許取り消し、罰則金などの行政罰のみだったが、刑事罰を受ける可能性も高まっている。

韓国の道路交通法によると、血中アルコール濃度0.08%以上での飲酒運転は、1年以上、2年以下の懲役、500万ウォン(約54万円)以上1000万ウォン(約108万円)以下の罰金となる。

◇SUGA プロフィール

1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に所属事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。

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