日産スタジアム公演のTWICEに全米1位のStray Kids、DAY6も!JYP怒涛の快進撃が止まらないワケ

2024年07月30日 K-POP #TWICE #Stray Kids

JYPエンターテインメント(以下、JYP)が好転を迎え、まさに“鴨が葱を背負って来た”状態となっている。

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看板ボーイズグループStray Kidsが新ミニアルバム『ATE』で米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」通算5回目の1位を達成した。また、多国籍ガールズグループTWICEは、海外女性アーティストとして初めて日産スタジアムでの公演を開催する偉業を成し遂げた。

さらに、人気バンドDAY6は音源チャートを逆走し、韓国国内のフェスティバルを“オールキル“するなど、韓国国内外のファンをすべて虜にした。

7月28日、米ビルボードによると、Stray Kidsの『ATE』が「ビルボード200」でチャート1位を記録した。

「ビルボード200」は、実物アルバム販売量、ストリーミング回数をアルバム販売量に換算した数値(SEA)、デジタル音源ダウンロード回数などをアルバム販売量に換算した数値(TEA)などを合算してアルバム消費量順位を出す。

Stray Kidsの実物アルバム販売量は21万8000枚、SEAは1万3000枚、TEAは1000枚で、合計23万2000枚と集計された。Stray Kidsがこのチャートで1位を記録したのは今回が5回目だ。

K-POPボーイズグループで最多記録(6回)を持つBTSも目の前に迫っている。なお、「ビルボード200」ではBTS・JIMINの2ndソロアルバム『MUSE』がStray Kidsの後を継いで2位にチャートインした。

2018年にデビューしたStray Kidsは、独自のプロデュース能力と迫力のあるパフォーマンスでTHE BOYZ、ATEEZとともに“ZZZ”と呼ばれ、次世代ルーキーとして注目された。

また、早くから北米市場をターゲットに掲げ、現地に合わせた音楽で海外ファンを確保した。

今回のアルバム活動に先立ち、ハリウッド映画『デッドプール&ウルヴァリン』のOST『SLASH』を発表し、主演のヒュー・ジャックマン、ライアン・レイノルズをミュージックビデオに出演させるなど、北米市場に合わせた戦略を展開した。

Stray Kids
(写真=JYPエンターテインメント)Stray Kids

TWICEは海外の女性アーティスト史上初となる日産スタジアム公演を開催した。

約7万人の観客を動員する日産スタジアムで過去に公演を開催したK-POPグループは、東方神起とSEVENTEENだけだ。

2015年のデビューから今年で10年目を迎えるTWICEは、今年2月にリリースした13thミニアルバム『With YOU-th』で「ビルボード200」の1位に上がるなど、恐ろしい底力を発揮している。

TWICE
(写真=JYPエンターテインメント)TWICE

Stray KidsとTWICEがそれぞれ北米市場と日本市場の責任を負うならば、DAY6は韓国国内の音源市場とフェスティバル市場を牛耳っている。

特に、2019年に発表した5thミニアルバム『The Book of Us:Gravity』のタイトル曲『Time of Our Life』は、リリースから5年が過ぎた現在も韓国の主要音源サイトMelonのリアルタイムチャート「TOP100」で10位圏内を維持している。

メンバーが兵役を終えて除隊以降、“チャート逆走”の効果を十分に得ているDAY6は、バンド全盛期とされる2024年の主役だという評価を受けている。

勢いに乗ったDAY6は、来る8月4日に仁川松島月光祝祭公園(ペンタポートパーク)で開催される「仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル 2024」でサブヘッドライナーを務める。

すでに「ソウルジャズフェスティバル」など多くのステージに立ったDAY6だが、「仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル」は韓国国内最長のロックフェスティバルという点で格別だ。

DAY6
(写真=JYPエンターテインメント)DAY6

とあるK-POP界関係者は、「JYPが強力な1人オーナー体制からレーベル体制へと移行した相乗効果により、2024年に日の目を見た。各レーベル別の特性を生かし、多彩な音楽色を発揮した結果、韓国国内外で良い評価を受けている。ほかのK-POP企業の模範となる事例だ」と分析した。

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